はじめに

キャシュレス化が進む今、クレジットカードを使うシーンが増えています。沢山の種類があるカードの中から富裕層が持つべきクレジットカードとは何でしょうか。

海外旅行保険の充実やレストランやホテルなどの優待サービス、カード利用で効率的にマイルを獲得など多彩な特典が用意されています。

富裕層が持つべきクレジットカードのおすすめのポイントと、年会費などの具体的な情報を合わせて紹介していきます。

１.富裕層が持つべきクレジットカードの3つの特徴

1-1富裕層しか持てないステータス

クレジットカードの種類は、「一般カード」→「ゴールドカード」→「プラチナカード」→「ブラックカード」とステータスが上がっていきます。

上位カードは年会費が高額な傾向ですが、それに見合うサービスが魅力。上位カードは、決済額など一定条件を満たした会員へインビテーション（招待制）のものが多く、すぐに入会できるゴールドカードなどで実績を積み、優良会員と認められた者だけが発行できます。

そのことから、海外では「カードステータス」＝「社会的信用の高さ」とも言われています。

1-2サービスや特典の魅力

クレジットカード会社ごとの独自のサービスは、上位カードになるほど充実。

海外渡航の多い方は海外旅行保険の手厚い保証や、プライオリティパスなどの空港ラウンジサービスが利用できると快適です。

ゴルフ場や観劇チケットの手配、高級レストランの特別価格での優待、24時間対応のコンシェルジュサービスなど、カード会社ごとに年会費に見合うサービスや特典が用意されています。

1-3カード利用でマイルやポイントを効率的に還元する

年間のクレジットカード利用金額が大きい傾向の富裕層。還元率の良いカードを選ぶことで、効率的にマイルやポイントを貯められます。

一定額以上利用することで、年会費以上のサービスや特典が付帯することもあるので、決済金額が多くなる富裕層こそ上位カードを利用する価値があります。

2.富裕層におすすめのクレジットカード５選

今回はインビテーションなしで、すぐに入会できるカードをご紹介します。カードによってはインビテーションに繋がることもあるので、ステータスを上げてより充実したカードライフにしましょう。

2-1ラグジュアリーカードブラック

年会費111,000円（税込）と高額ではありますが、金属製ブラックカードの洗練された「高いデザイン性」と、ホテル・レストランの提案や観劇などのエンタメチケットの手配など忙しいエグゼクティブのサポートをしてくれる「グローバルコンシェルジュサービス」。

リムジン送迎サービス、豊富なダイニングサービス、ラグジュアリーホテルでの会員限定イベントなどの「会員限定の優待」が特徴として挙げられます。ハワイアン航空の上級会員資格などの特典もあります。

洗練されたデザイン性や、ラグジュアリーホテルの利用が多い方には特典が多彩なのでおすすめです。

ラグジュアリーカード公式HP：https://myluxurycard.co.jp/

2-2ダイナースクラブカード

年会費24,200円と富裕層向けのカードの中ではお手頃な年会費でありながら、一般的なゴールドカード以上の充実したサービス内容が魅力。時期によっては初年度年会費無料キャンペーンも行われています。

特徴として、「エグゼクティブダイニング」は対象レストランのおすすめコース料理が1名無料に。家族のお祝いや記念日に利用するのも素敵ですね。

「空港ラウンジ」は国内主要32空港と海外1000箇所以上が家族会員を含めて年10回まで無料で利用可能。家族会員が含まれていると家族旅行の際も利用しやすいのが魅力です。

ダイナースクラブカード公式HP：https://www.diners.co.jp/

2-3アメリカン・エキスプレス・プラチナカード

年会費143,000円（税込）と高額ですが家族カード4枚まで無料。海外旅行傷害保険の対象も配偶者と基本カード会員と生計を共にする子供などが対象。子供の海外留学などに持たせるのもいいですね。「プラチナ・コンシェルジュ・デスク」は24時間カードサービスの問い合わせや、旅行やレストランの手配などの要望に答えてくれる秘書のような存在です。

アメリカン・エキスプレスの最上位カードと言われる、アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカードのインビテーションを狙うならプラチナで実績を積むのがおすすめ。

アメリカン・エキスプレス公式HP：https://www.americanexpress.com/

2-4 SPGアメックス

正式名称は「スターウッド　プリファード　ゲスト　アメリカン・エキスプレス・カード」と長めですが、旅行好きや飛行機の利用が多い方へおすすめのクレジットカード。

年会費は34,100円ですが、50,000ポイント相当の無料宿泊特典があります。マリオットボンヴィイの会員資格「ゴールドエリート」になれるので、チェックアウト時間の延長や、空室状況によりお部屋のアップグレードなどの特典がカードをもっているだけで受けられます。

溜まったポイントはマイルへも交換可能。JALやANAなど約40を超える航空会社のマイルへ交換できます。交換できる航空会社が多いと渡航先やフライト時間の選択肢が広がるので、旅好きにおすすめの1枚です。

SPG公式HP：https://www.americanexpress.com/

2-5 JCBゴールド

年会費11,000円（オンライン入会は初年度年会費無料）、家族会員に1枚無料で発行可能です。

手厚い優待や保険が充実しており、海外旅行傷害保険が最高1億円の保証。「プライオリティパス」で世界約1300ヶ所以上の空港ラウンジ利用できます。

ゴールド会員専用デスク「ザ・ゴールドプレミアムデスク」は、日本各地ホテルや旅館のJCBプレミアムステイプランの予約などの手配をしてくれます。ビジネスでもプライベートでも活用できる特典です。

約1200ヶ所の名門ゴルフコースの手配など、ゴルフ好きにもうれしいサービスが充実。

完全招待制の「JCBザ・クラス」へのアップグレードをねらうなら、ゴールドからスタートするのがおすすめ。

JCBゴールド公式HP：https://www.jcb.co.jp/

まとめ

申込する際には発行までに時間がかかるクレジットカードもあるので、どのくらい日数で発行されるか事前に確認しておくと安心です。

秘書のように活躍してくれるコンシェルジュや、ホテルやレストランなどの優待サービスなど充実の特典をぜひ活用してください。自分にあったクレジットカードを上手に活用し、充実のカードライフを楽しみましょう。